40mmの施工実績
2024年11月6日
ポカッと空いた工程の隙間を埋める大梁製作のお仕事
工場の中はガタイのいいBH梁が所狭しと居座ってます
この工事は中央が外法H形鋼+端部が異形BHで構成
また端部FLGは板厚だけでなく幅方向も異形拡幅!
恐らく建物の外周梁は外壁の仕上げの関係で片側のみが
拡幅になっています FLGがこんなに偏心して大丈夫?
FLGの板厚は36mm 裏板はスカーラップなしのドン付
WEBは2mm残し45度 裏はつり無しのパーシャル仕様
もう1タイプはFLG板厚40mm さすがに溶接量ありそう
大野では開先板厚32mm程度迄なので実績UPになるね
しかし溶接の難易度としては それほど「難」ではなく
注意点は層間の融合不良と最終層ビード不整くらい?
ビード断面ね 18パスは自社工作基準で定めた積層図
に合致してないといけません 入熱管理も必要です!
もちろん構造体だけでなくデッキ受けや仮設添加物も
本体がデカいので自ずと付帯物もおっきくなります
これも床受? 上FLG上端と下FLG上端にアングルピース
本体以外にも付帯の溶接量って結構あるんじゃない?
そして現場溶接部の開先には防錆剤クリーンウェルドS
建方後 本溶接に入るまで 発錆を防ぎ開先を保護します
最終的には品質管理課が大野の製品を保証します
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