昨日はテレビ各局 3.11の話題を取り上げていました

能登地震 被災地へ東北から励ましのメッセージも

心温まるもの・・私たちも何か力になれないものか

そんなところへ大野鉄工所を訪ねてきた1台のトラック

箱車で見えませんが実は能登地震に大いに関係してた

ガバッと口を開けたウィング車から出てきたのは小梁？

それもさび止めが1回入ったライトHのようですが・・

当り前ですがウィング車両は屋根がつかえてクレーン

が効かないのでフォークで横取り  ノム爺の運転不安

そして荷物はペンキ屋さんの待つ塗装場所へ移動＆集積

外形だけはH-250×125くらいありそうですが板厚が薄い

ウェブもフランジも3.2ｍｍとかせいぜい4.5mmとか・・

なので並べ替えはマーちゃんとアリフで手作業です

実はこの部材  D社からの依頼で能登地震の応急住宅で

大野鉄工所では塗装のみを担当することとなりました

災害復旧の応急住宅ってどんな規格？  このスチフナ

日陰で見えづらいですが片面隅肉で手前側は溶接なし

こちら側だけの隅肉溶接って 常識では考えにくい・・

でも板厚が数ミリの割には脚長はガッツリ盛られてる

赤さびは一応 入っていますがこれは軽量チャンネルの

カラー材のようなもの  しっかりと工場でさび止め塗装

更にこの応急住宅部材は現地ですぐ建てられるように

仕上げの塗装までのご用命　とても綺麗に塗れてます

この製品 毎日50台づつ入荷してその日のうちにさび止め

翌日には仕上げ塗装まで終え 集積して出荷を待ちます

このお仕事  全体で350台お引き受けして最初の出荷

が先週金曜日  トレーラーに120台積んで被災地へ！

大野社長は いつか落ち着いたところで能登に足を運び

被災地復興の一助をと考えています　ガンバレ北陸！