有限会社大野鉄工所

大野日記

ちょっとへん?

2024年2月7日 

いま工場は次の大型プロジェクトとの狭間でちょっと

物足りない感じでしょうか・・難しいよね生産計画

北工場の上流側はベースとかコアとかまだ小物部材の

下ごしらえで形になっていません   幸男さんもいない

ところが梁の組立て場に来たらちょっと変わった

ロング梁・・てか見るからにクレーンガーダー?

部材に情報が書いてある   サイズ  H-800×300×14×26

長さ11,958mm のロング梁 でも端部の収まりが変!

そうなんです これちょっと変ですよ~  以前も同じ収まり

を見た気がしますが ルートなしの内開先メタルタッチ?

開先は取ってありますが全断面溶接を求めたものではなく

フランジ面の連続性と上面仕上げの観点からなのかな?

ただ  溶接施工性や挟み板への影響などを考えると

不自然な気がします  下FLG開先近くには孔もある

この部分も微妙なメタルタッチをシール溶接する

みたいな?  恐らくガウジングもしませんよね~

やるなら1/3・60度 2/3・45度のK型開先かなぁ

ちょっと話は逸れますがダイヤフラムの出寸法は

一般的にコアサイズから25mm程度拡げています

これはダイアフラムへの板厚方向の力が直接小口

を引き裂かない効果をもたらしてるとも言えます

どう見てもこのディテール私には違和感あるなぁ~

上を先にシールしないと開先側溶接抜けちゃうもんね

今聞いたら開先側溶接の後 上面ガウジングだって!

まさかのフルペネ仕様    何とも不思議な収まりでした

 

 

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