リフレッシュ
2020年11月6日
こんにちは!
大野鉄工所で加工する製品には様々な鋼材が使われています
構造的に多いのは通称「こらむえっち」とか「えっちえっち」
ひらがなで書くといやらしい感じなので記号で表しましょう
コラムエッチは ▢+H エッチエッチは H+H となります
何となく分かってきましたか? これは柱材と梁材の鋼材の
種類を表したもので ▢+Hといえば 柱が角形鋼管(角コラム)
梁がH形鋼で構成される構造のことです
これがコラム
これがH
これがコラムHの製品です(昨日のピン接合に対しこれは剛接合)
通常 コラムは注文寸法通り切断され さらに開先加工まで行われた
状態で工場に入荷します
一方 H形鋼については定尺寸法(6mから最長12m)で工場に入り
自社で切断~孔明け~開先加工~摩擦面処理(ブラスト)までを
行っています それらの工程を一次加工と言い
こちらの南工場で行っています
しかし ▢+H H+H もそれだけでは柱や梁の完成品には
なりません 板鋼いわゆるプレートが必ず必要となります
部品形状に切断したプレートのことを切板(きりいた)と
呼び 殆どの切板はCADデータを添付して切板屋さんに注文
します ある一部を除いては・・・
その ある一部に関係する出来事が今日のタイトルです
この怪しげな鋸(のこぎり)のようなものがヒントです
さぁ何でしょうか・・・答えは来週月曜日 お楽しみに!