こんにちは！

東京では桜が開花したというのに今日は寒い～

冷たい雨が昼頃には霙（みぞれ）に変わりました

簡単には春になりません　まさに ” なごり雪 ”

そんな寒い日ですが  今日の話題はこれです

すり鉢の外側に四角い金具が付いたヤツ・・

武ちゃんが業者の方に何やら説明を受けています

後ろに見える装置とコンベアでだいたい分かる？

はい  いきなり患部のアップになりましたが こちらの装置

はH形鋼の開先加工機です　真ん中の刃は今は外してある

今度は真ん中の刃を取り付けましたが何か変・・？

上の刃と比べると刃の向きが逆じゃないですか～

逆サイドの刃を見てみましょう　そうです刃の向きが逆！

その道の方ならもうお分かりですね　開先を取る方向が

逆なんです   上段の刃は外開先用  中段の刃は内開先用です

ちなみに下段の筒状の刃は追い込み用（削り）の刃です

今日はメーカーのDAITOさんが装着に来ました

工場長始め鈴木さん 武ちゃん クアンは真剣です！

なぜ 秘密兵器かというと 内開先＋ノンスカラップ

の専用刃はとても特殊でヒジョーに高価なんです

車1台買えるくらい・・？  どんな車かって（笑）

ということで早速 「試し切り」ならぬ「試し削り」だ

残材を使ったとは言えちょっとサイズが小さいなぁ～

反対から見るとこんな感じです　内開先の場合は

上段の外開先用の刃はお休みです　通常 中段には

スカーラップ加工用の刃が付いているんですね

ということで  あっという間に削り終わりました

ちょっと見ずらいですが開先もノンスカもgood！

早速 クアンがベベル角を測定　もちろん正確です

開先角度は めっき構造の場合 2mm残しの内開先45°

で外側をガウジングになりますが 裏板付きの内開先

の場合は35°です　なので2種類の刃が必要なのだ！

切削能力　45°は t≦36mm　35°は t≦55mm です

秘密兵器投入で能力UP！　ご用命をお待ちしま～す

デモの模様はインスタに上げます　是非どうぞ！