有限会社大野鉄工所

大野日記

年度末の日

2021年5月31日 

こんにちは!

今日は有限会社 大野鉄工所の年度末日です

大野鉄工所は5月決算なので本日が第31期の

締め日と言うことになります 

午後から天気も良くなり気温も上昇!

企業の年度末と言えば  そう  棚卸しです

午前中 社長から「今日は残業で棚卸し」

と直接指名・・ 時間かかるのかなぁ

棚卸しの模様は明日報告しまーす

現在工場はハチオウジとクシザキの2件が

同時に流れています どちらも大手建設

会社様のお仕事で 明日同時に製品検査と

いうことになりました これは珍しい!

どちらも▢コラム+H構造で パッと見は

違いが分かりづらいのですが この2工事

を見分ける特徴がありました

手前がクシザキ 奥がハチオウジです

さて何処が違うでしょう・・・

角度を変えて見てみると・・・

手前がハチオウジ 奥がクシザキです

小さくて分からないですかね

はい 見分け方は柱シャフトのサイズでした

ハチオウジは300×300×12~9で同径サイズ

板厚は変化しますが外法は一定です

こちらがクシザキ 遠近法で手前が大きく

見えてるのではありません 上の階に行く

ほど断面サイズが小さくなって来ます

1C1=300×300×12

2C1=250×250×9

3C1=200×200×9 という具合です

まさに経済設計の極みですね・・(笑)

コア(梁)を堺に柱の断面が変化するので

当然こんなディテールになってきますが

気になるのがシャフト断面が300から250に

切り替わる時 段差ができることです・・

応力がスムースに伝わらないのでNG!って

言われそうですが それがD式異径継手工法

外ダイヤの許容応力を高めて対応します

ずらし方もコーナー柱はコーナー合せで

2辺を偏心 その他外周柱は1辺を偏心

中央柱は中央合わせの4辺偏心など自在

明日が製品検査ですが 建方も近いので

塗装を先行しています この工事は

建物外周面だけの塗装なのでローラー

塗りで施工します

なのでこんなチグハグな感じになりますが

間違いではありません 両工事とも6/9積み

の6/10建方です 現場の順調を祈りますが

先ずは明日の製品検査をパスしてから・・

 

 

 

 

 

 

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