有限会社大野鉄工所

大野日記

明日測定です

2021年5月19日 

こんにちは!

今日はまさに梅雨空で終日シトシト・・

そしてなんだか肌寒いですよ~

以前にも何度か紹介しましたが 本年度より

金属アーク溶接作業について健康障害防止

措置が義務付けられました

これまで作業環境測定といえば有機溶剤・鉛

およびその化合物・特定化学物質等の有害な

化学物質、じん肺の原因となる粉じんなどが

対象でしたが 今回新たに「溶接ヒューム」が

追加となったのです

溶接ヒュームとは溶接により生じた

蒸気が空気中で凝固した固体の粒子

のことです(粒径0.1~1.0μm程度)

ヒュームはfumeと書いて 物質が昇華

して生じる粉塵・煙霧を指すそうです

この溶接ヒュームの中には発がん性以外の

その他の有害性物質として酸化マンガンが

含まれていて 神経機能障害等を引き起こす

リスクがあるとされています

新たに特定化学物質となった溶接ヒューム

を発生させる作業場においては 全体換気装置

による換気の実施が必要となります

大野鉄工所の北工場においては天井に

全体換気装置を設置し常時換気の実施

を行っています 溶接紫外線明るい!

更に必要な措置として溶接ヒュームの

濃度測定とその結果に基づく呼吸用

保護具の選定が定められました

そしてここからがタイトルの本題です

これまでは作業場の定点に置いて空気中

の有害物を採取して計測していましたが

新たに個人サンプリング法が採用に!

個人サンプリング法とはその名の通り

作業者の身体にサンプラーを装着して

空気中の有害物を採取します

定点観測に比べ作業者本人への影響が

よりリアルに計測できる訳です

どの職種のどの作業者にサンプラーを

装着してもらうか作戦?が必要です

明日作業一番からサンプル採取に入り

ます サンプリングの結果どのように

対処するなど詳細は明日報告します!

 

 

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