有限会社大野鉄工所

大野日記

ヒューム測定義務化

2021年4月13日 

こんにちは!

以前 Oono日記 でも取り上げたことが

ありますが 厚生労働省のご指導により

金属アーク溶接作業について健康障害

防止措置が義務付けられることになり

ました つまり溶接ヒューム対策です

溶接ヒュームとは アークの熱によって

溶かされた金属が蒸気となり それが空

気中で冷され細かい粒子となったもの

煙のように見えますが金属酸化物です

今回新たに特定化学物質障害予防規則

(特化則)が改正になりました

新たな告示では 継続して屋内作業場で

金属アーク溶接作業を行う作業者につ

いては個人暴露測定によりヒューム量

を測定することが義務付けられます

測定方法はアーク溶接作業に従事する

特定の作業者を選定し 終日サンプラー

を装着して吸引するヒューム量を計測

するものです

サンプルを採取する作業者は職種ごと

に任意で 今回は組立職場と溶接職場の

2か所で測定する計画です

今回計測をお願いするのはミツバ環境

ソリューションさんという会社です

本日事前の打合せで来場されました

既に同業者28社より依頼を受けていて

5月まで予定がギッシリだそうです

今回は北工場 この画像の左手大組立

の職場で サンプラーは幸男さんに

もう1ケ所は右手奥の梁の溶接職場で

サンプラーは石塚さんの予定です

当初 南工場のプラズマ切断装置も

アークを発生する作業として対象に

していましたが コア溶接ロボット

同様にオペレーター作業ということ

で除外される見通しです

その他 金属アーク溶接を行う作業場

には特定化学物質作業主任者を選任

しなければなりません この講習会

も混んでいて 7月6日・7日と工場長

が受講&受験予定です

加えて 金属アーク溶接作業に従事する

労働者に対しては 特殊健康診断を実施

する ことも義務付けられました

基本は「安全第一」「健康第一」です

会社も従業員も協力して守りましょう!

ページトップボタン