有限会社大野鉄工所

大野日記

一つ一つ丁寧に

2021年3月9日 

こんにちは!

昨日は梁の製作はどうなってんの・・?

というところから素地調整(ケレン)の

重要性についてお話ししました

東工場から塗装ヤードに出ていく辺り

今はここがケレン作業場となってます

広々として気持ちいいですね

東工場から塗装ヤードを見るとこんな

感じなのですが・・・ん??

何やら集まって問題でもあったのかな

工場長が石塚さんとクワン それに検査の

アケミさん 塗装の野村さんを呼んで何か

指摘しているようです

犯人はコイツでした クレーターの上に

見える凹みは明らかに肉不足 欠陥です

こういった入隅部分は工場内ではなかな

か見つけづらいのですが 塗装すると一発

特に今回のエアラップ静電塗装では塗膜

が均一に乗るため欠陥も目立つのかな?

梁の溶接を担当した石塚&クワンが顔を

見合わせ「俺か・・?」どちらにしても

同じ過ちは起こさないように!

アカギの梁は基本的には全塗装ですが

一部塗り分けの指示もあります

コンクリートと接する部分など非塗装

このように製品に明示します

先日導入したエアラップ静電塗装機

この塗装ガンは3手法を使い分けます

①エアレス ②+エアラップ ③+静電

①は従来の方法、②は塗料を細かい

霧状にして噴霧、③は更に静電気を

帯電させて+と-を引き合わせます

ところがこの梁は天端非塗装の指示

③の静電塗装では裏まで回り込んで

ペンキが付着してしまいます

そこで こういう場合は③をOFFにして

②のエアラップのみで吹くんだって!

するとご覧の通り小端面(こばめん)で

ピタリと見切りが付いて梁天端は全く

塗料が回っていません やるね トゥ!

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