まわせまわせ~
こんにちは!
日の過ぎるのは早いもので 3月に入ったと
思ったらあっという間に1週間経ちました
工場はメイン工事のごっつい部材がゴロゴロ
転がっていて見通しが悪いほど・・・
そんな中 昨日 大きな輪っかのついた機械が
入って来ました 今から荷下ろしです
知ってる方は「あっアレね!」ってすぐ
分かりますが 知らない方は「何なの?」
2台で1対になっているのがヒントです
実は大野でも同じもの持っているんです
何で持ってるのにまた入れるん?
その答えはズバリ「最大荷重」です
今流れているお仕事は 何度も言ってす
みませんが 過去最大級の大型物件です
この柱は ▢-450×450×19 L=19,900
重量は≒4.8t かなりの存在感です
これが大野でも持っていると言った機械の
ラベルです 「H形鋼回転機」と書いて
あります そして最大荷重2.5tと・・・
2.5tじゃ回せないなぁ~
そこで早速取り寄せた回転機をセットします
H形鋼回転機と書いてありましたが ここで使用
する目的は大組柱の溶接用回転治具です
年式は古いですが最大荷重6tと大野の倍以上
先程の5tクラスの柱はこちらでないと回せま
せん ところで なぜ回す必要あるの・・?
溶接は可能な限り下向き姿勢で行うのが
品質的にも能率的にもベターなのですが
そのためには製品を常に下向きになるよ
うに配置しなくてはなりません
大組した柱を溶接線が下向きになるように
するには このように1回1回クレーンで回転
させなくてはなりません しかし効率的に
も安全的にも良い方法とは言えませんね
そこで威力を発揮するのがこの回転機です
柱のシャフトを4面で挟み込んで自在にくる
くると回します
全長12mの柱もなんのその!
2段コアに教明さんとホジがまたがって
じゃんじゃんばりばりアークタイムです
そして溶接終わったら 回せ回せ~!