荷役作業の安全
2021年2月19日
こんにちは!
なかなか本格的なスタートが切れない
食品工場の新築工事 600t超え
過去最大級の加工重量と宣伝しておき
ながら日にちだけが過ぎていきます
南工場では一次加工の終わった部材が山の
ように堆(うずたか)く積まれています
今日も午後から懸案事項の解決を求めて
社長が現場に赴いています
「回答もらうまで帰らねえ!」と覚悟を
決めて出掛けましたがどうなるでしょう・・
主構造は固まっているのですが 大規模食品
工場なので仕上げ材のほか生産設備に必要な
取合い・添加物の決定が遅れています
理由はどうあれ「早く決めて!!」
そんな鋼材で溢れる南工場に昨日一段と
大きいサイズのH形鋼が入荷しました
H形鋼のサイズはH-1000×400×16×28
この工事のR階の大梁に使用します
大型トレーラーでの搬入ですが 荷物を囲む
ように角パイプの支柱とバンド・ネットが
設置されています 転落防止なのかな?
荷下ろしを終えたあと運転手の方に話を
聞いたところ やっぱりそうでした
実際に死亡事故も起きたそうで 特に大手
製鉄メーカーなどから転落墜落防止措置
を厳しく指示されてるそうです
労働基準法/労働安全衛生法では2mを超える
高所作業を行う場合は安全帯等の墜落防止
措置を行わなくてはならない としています
ところがトラックからの積み下ろし作業は
親綱も安全帯も取り付けるところがありま
せん 冗談抜きでクレーンのフックに取り
付けるしかないんです・・・
これからはこのような車両も増えてくる
のでしょうか 大野鉄工所にも材料納入
や製品積み込みで多くのトラック・トレ
ーラーが入場します
荷役作業の安全にも細心の注意を!!
「1メートルは一命取る」ヨシッ!!